犬の健康

犬にとって、家の中は危険がいっぱい

犬にとって、家の中は危険がいっぱい

どんなに注意していても、ワンちゃん達は予想外の行動をして
誤飲や事故につながることがあります。
一緒に居ても、3分目を離した間に、誤飲につながるモノを見つけてきたり。。。
人間が防げる事故は日頃から工夫して、リスクを減らしてあげましょう。

キッチン

火や油、刃物、ゴミ箱など犬にとって事故の危険が多い場所です。
留守中の犬は特に万が一を考えて立ち入り禁止にするのが無難です。

階段・段差

高齢犬や小型犬は階段の上がり下がりによって、腰に負担がかかります。
また、滑りやすい階段は店頭の危険もあります。
滑り止のシート、スロープやゲートで立入禁止にするなど事前にリスク回避してあげましょう。

電気

電気コードやケーブル、コンセントなどに鼻を触れて感電したり、おしっこでショートしてしまうという事故につながりかねません。
赤ちゃん用に市販されているコンセントカバーなどを活用して、危険なものは隠しましょう。

出入り口

ちょっとした荷物の受け取時などに脱走事故を防ぐ対策をしておきましょう。
我が家のトイプーも引き戸は鼻で開けてしまうため、
侵入可能な部屋は全部犬OKな空間用に整理してあります。
また、玄関前も頑丈な柵でなくとも、
数分は自分で出れない程度でもいいので、
ワンステップ追加しておくと安心です。

すべての場所での誤飲

ラップやティッシュ、糸、ゴム、爪楊枝、ボタン、アクセサリー、針金、ペンのキャップ、ホチキスの針、壁をかじったことによる木の破片、虫、観葉植物、薬品、錠剤、アロマオイル、人間の食べかすなどなど
犬の目線に入るすべてが危険な誤飲に繋がります。

我が家でも想像外の場所から、ネジを抜き取ったり、
ハエや蜘蛛を咥えていたり。。。。身近で起きやすく、小型犬には命取りになりかねない危険です。

先日、引き戸についたネジみたいなものを、引っこ抜いてカミカミしていたので、
届く部分はすべて撤去しました。

 

誤飲の対策

①断捨離

まず、わんちゃんを迎える準備として、
家にある不要なモノを断捨離しましょう!
遊べるスペースも多くなり、誤飲の原因を少なくできます。
我が家も、粗大ごみ最大回収量2回分と服や本など毎週3袋ぐらい捨てました。
ボタン付きの服がほとんどなくなりました笑

②毎日掃除機

犬と同時にずっと迷っていたダイソンのコードレス掃除機を購入し、毎日のように掃除しています。

③1人で留守番させる時は、ゲージや安全な部屋内など限定する

ゲージに入れることはかわいそうにも思えますが、
犬は広い場所にいると、勝手に警備委員となり、自分の敷地の安全を守るために
常に気を張って見張ろうとするため、落ち着けません。

予想外の誤飲やトラブルの原因にもなるため、
安全を確保された空間に入れてあげましょう。

④珍しいおやつやおもちゃをストック

「おいで」「ちょうだい」が完璧にトレーニングできているワンちゃんであれば不要かもしれませんが、我が家のトイプーは危険そうな自分で見つけたものは、絶対くれません。
追いかけても、全く捕まる気配もなく、急いで飲み込んでしまいそうになります。
本当に危険そうなものを口に入れている時用に、
小分けになった、レバーのお菓子など
普段は市販のおやつはあまり与えませんが、
いざという時用にすぐ気を引けるように準備しています。
これも、そのおやつほしさに、また同じようなものを見つけようと
悪知恵が働きそうなので、頻繁には避けたほうが良いです。

犬のおやつ

⑤木製のモノ、壁や噛んでほしくない場所に「ビターアップル」

ガリガリ壁や家具をかじると、危険な木の破片がでてきます。
その対策として「ビターアップル」というスプレーを使用すると
ほぼガリガリがなくなりました!
これは子犬時代にもっと早く出会いたかった商品です。

※万が一誤飲した際はすぐに動物病院に行けるように、
日頃から営業日時を把握しておきましょう。